店主について
店主の境は、埼玉県で生まれ育ちました
郊外のベッドタウンで、歴史とは無縁の
生活を送っていたある日
博物館で一体の仏像と出会います
知識もなく、ただ佇む仏像の前で
足が止まりました
この美しさは、どこから来るのだろうか
その問いをきっかけに
進学を機に奈良へと移り住みます
奈良で学び、暮らすうちに気づいたのは
仏像の価値は
博物館や美術館の中だけにあるのではなく
人々の生活や信仰の中に
今も息づいているということでした
文化とは、決められた枠組みではなく
生きている人々の営みそのものなのです
奈良での暮らしの中で
寺社仏閣の手伝いや行事に関わる
機会を重ね、また山に身を置く修行にも
参加してきました
そうした日々を通して出会ったのは
寺院や神社に仕える人々
ものづくりに携わる職人
研究者や地域に暮らす人たちです
観光ではなかなか出会えない人たちとの
関係の中で身についたのは
本や知識だけでは補えない
場の空気を感じ取る感性や
人と向き合うときの距離感でした
現在も、知識だけに頼るのではなく
実際に現場に身を置きながら
奈良の文化を直接体験することを
大切にし、日々学びを続けています
境 祐希
目指すべき指針「御師」
御師(おし・おんし)とは、
土地に積み重ねられてきた祈りや文化を
現代の感覚でつなぎなおす存在です
かつて伊勢や熊野にいた御師が
人と信仰、旅と学びをつないでいたように
この巡礼宿では宿泊とともに古社寺を巡り
時間をかけて土地と向き合う体験を
大切にしています
現場に身を置き、人と関係を結びながら
学んできた立場だからこそ
一方的に説明するのではなく
ともに歩き、ともに感じる
巡礼を心がけています
一般的な観光ではなく、御師のように
奈良の祈りと人とのあいだを取り持つこと
それを、目標として活動しています。
委託活動
奈良の歴史文化、仏像に関する講演や講座
執筆などの活動も行っています。
ご関心がありましたら
お気軽にお問い合わせください
080-4654-0584
guesthouse.kohaku@gmail.com